2016/07/05

図案のうつし方<私が教わった方法>

今回は珍しく、いつも私が使っている方法を載せようと思います。

私は日本刺繍の先生に図案のうつし方を教わりました。
そして普通の刺繍糸を使う際には少し自己流になっているのですが、参考にして下さるとうれしいです。

まず用意するものは

・刺す布
・図案(コピーが良いと思います)
・パラフィン紙(私はDMの入っている封筒を使っています。透明な用紙です。)
・チャコペーパー
・ボールペン
・熱で消えるペン(フ〇クションなど)
・マスキングテープ

布と図案をセットします。


下から、
机(硬いもの)
チャコペーパー(向きに気を付けてください)
図案
パラフィン紙

となっていますが、重ねているため、ずれてきてしまいます。
そこで、マスキングテープでずれないように固定します。
できれば、机と布もずれないように貼ると書きやすいです。

パラフィン紙のうえから、ボールペンで強めになぞっていきます。
ポイントは、いろいろな所から書かないこと。
後で、うつしていなかった!ということにならないよう、丁寧になぞります。


これがうつしたところ。
大抵の本が、この次に刺すことになっていると思いますが、チャコペーパーはあっという間に消えてしまうことが多いです。

また、同系色にしたのは、逆に消えないということもあるので、なるべく目立たないようにしてあります。
最近はアイロンをかけると消えなくなってしまうチャコペンもあるので、よく注意書きを見てから使い分けてくださいね!

そして、その上から、熱で消えるボールペンでなぞっていきます。
私はこれは赤を使いました。

なぞっているうちに、すでにチャコは消えてきて・・・

こうしておくと、アイロンをかけたり、水にぬらしたりしない限り、チャコが消えることもないですし、線もはっきり書けます。

本来は手芸用ではないのですが、ボールペンタイプのチャコペンは一本の値段が高い上、あまりきれいに書けないので、手芸をしている方にはよくこのペンをおススメしています。

図案をうつす以外にも、編み図やクロスステッチの図案にしるしをつけておくときも、間違ったらすぐに消せるので便利です。

刺繍はとにかく、ていねいに、根気強く、がポイントです。

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